事例・インタビュー

産廃費用ゼロを実現した造成業者の活用術

ツチオク編集部 約3分で読了 6 回閲覧

背景:産廃費用が経営を圧迫していた

愛知県内で宅地・工業用地の造成を手がける中堅造成業者(従業員30名)の事例です。

年間3〜5件の大型造成工事を受注しており、発生する建設発生土は年間合計5,000〜8,000m³。これを全量産廃業者に委託していた以前は、年間の処分費が400〜600万円に達していました。

ツチオク活用前後の変化

活用前

  • 産廃業者への委託が唯一の選択肢
  • 処分費: 1m³あたり約600〜800円(運搬込み)
  • 搬出先確保までの時間: 平均2〜3週間
  • 現場管理者が搬出先探しに週3〜4時間を費やす

活用後(6ヶ月後)

  • 発生土の約70%をツチオク経由で有効活用
  • 処分費: 実質0〜100円/m³に削減
  • 搬出先確保までの時間: 平均4日
  • 管理者の事務時間: 約70%削減

実現した工夫

工夫1: 工事計画と同時に案件登録

工事着工前から発生土量と時期を予測し、ツチオクに早期登録。入札者が工程を合わせやすくなり、成約率が向上しました。

工夫2: 全案件に測量認証バッジを取得

初期費用はかかりますが、バッジ取得後は入札件数が安定的に増加し、条件交渉でも有利になりました。

工夫3: リピーター入札者との関係構築

信頼関係を築いた入札者(近隣の造成業者2社)と継続的に取引。「次の案件も優先的に連絡します」という約束で、搬出先の確保が事実上保証されるようになりました。

担当者(現場管理者)のコメント

「最初は半信半疑でしたが、3件試したところで産廃費用がほぼゼロになりました。今は搬出先を探すのではなく、案件を登録して待つだけです。この違いは大きい。工事の採算が読みやすくなりました。」

コスト削減の試算

項目 以前 現在
処分費(年間) 約500万円 約50万円以下
担当者工数(月) 約16時間 約5時間
搬出先確保日数 平均14日 平均4日

まとめ

産廃費用ゼロは「最初から狙う」ことで実現しやすくなります。ツチオクへの早期登録・測量認証・リピーター活用の3点が、この造成業者の成功要因でした。同様の課題を抱える業者の皆様にもぜひ試していただきたい取り組みです。