技術・知識

搬送コストを最適化する3つのポイント — 距離・車種・ルート

ツチオク編集部 約3分で読了 6 回閲覧

搬送コストが取引全体に占める割合

建設発生土の取引において、搬送コスト(運搬費)は全体コストの50〜80%を占めることが一般的です。処分費そのものを削減しても、搬送費が高ければ費用対効果が下がります。

ポイント1: 距離の最適化

搬送コストは距離に概ね比例して増加します。ただし、距離よりも「走行時間」で計算するキャリアも多いため、距離が短くても渋滞の多いルートは割高になります。

実践的な対策:

  • ツチオクでエリア絞り込み検索を使い、現場から30km以内の案件を優先する
  • 往復を想定した「戻り便活用」を検討する(戻り便で他現場の土砂を運ぶと実質コスト削減)

ポイント2: 車種の最適化

使用するトラックの種類によって、1回あたりの運搬量とコストが異なります。

車種 最大積載量 特徴
4tダンプ 約4〜5m³ 小回り・狭い現場向き
10tダンプ 約7〜8m³ 標準・最も汎用的
車両系(重ダンプ) 約15〜20m³ 大量輸送向き・専用道路限定

大量輸送では大型ダンプを使った方が1m³あたりのコストが低くなります。ただし、進入路が狭い現場では使えないため現場条件との照合が必要です。

ポイント3: ルートの最適化

同じ距離でも、ルートの選択で時間とコストが変わります。

確認すべき事項:

  • 高さ制限・重量制限のある橋・トンネルの有無
  • 時間帯別の渋滞傾向(朝夕の国道は避ける等)
  • 積み込み・荷降ろしの待ち時間(現場の段取りが悪いと待機料が発生)

コスト試算の例

1,000m³を50km圏内で10tダンプで輸送する場合の概算:

  • 運行回数: 約130回
  • 1回あたりコスト: 30,000〜50,000円(往復)
  • 合計試算: 390〜650万円

これを30km圏内に短縮できれば約30〜40%の削減が見込めます。

まとめ

搬送コストの最適化は、マッチング相手選びの段階で大半が決まります。ツチオクのエリア検索・土量フィルターを活用し、輸送効率の高い組み合わせを最初から選ぶことが重要です。