技術・知識

土質の種類と用途早わかり — 砂質土・粘性土・礫質土の違い

ツチオク編集部 約3分で読了 47 回閲覧

なぜ土質を知る必要があるのか

建設発生土の取引において、土質は価値を決める最重要要素の一つです。盛土材として使えるかどうか、締め固めが容易かどうかは土質によって大きく異なります。買い手は用途に合った土質を選ぶ必要があり、出品者は正確な土質情報を提供する義務があります。

主な土質の種類と特徴

砂質土(Sand)

特徴: 粒子が粗く、排水性が高い。締め固めが比較的容易。

用途:

  • 盛土材(最も需要が高い)
  • 路盤材
  • 埋め戻し材

注意点: 液状化リスクがあるエリアでは使用制限がある場合があります。

粘性土(Clay / Silt)

特徴: 粒子が細かく、水分を多く含む。締め固めが難しく、膨張・収縮しやすい。

用途:

  • 遮水目的の盛土(管理型最終処分場の覆土等)
  • 農地造成の下層土

注意点: 含水比が高い場合、そのままでは盛土材として使えないことが多い。改良(石灰・セメント固化)が必要なケースあり。

礫質土(Gravel)

特徴: 砂礫混じりの粗粒土。透水性が高く、安定性に優れる。

用途:

  • 道路路盤材
  • 基礎の砕石代替材
  • 盛土材(排水性が求められる箇所)

注意点: 礫の最大径が大きい場合、転圧機械の選定に影響します。

岩砕土(Rock Fragment)

特徴: 岩盤の掘削で発生する岩片・砕石混じりの土。

用途:

  • 盛土材(岩盤地帯の大規模盛土)
  • 河川護岸の基礎材

ツチオクでの土質登録のポイント

案件登録時は以下を明記しましょう。

  1. 土質区分(砂質土 / 粘性土 / 礫質土 / 岩砕土)
  2. 含水比の状態(「湿潤」「乾燥気味」など)
  3. 汚染懸念の有無
  4. 改良材添加の有無

正確な情報開示が適切なマッチングの第一歩です。