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大阪府の建設発生土・残土マッチング|大阪エリアの受入先・処分費相場 の土砂案件

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大阪府の建設発生土・残土マッチング|大阪エリアの受入先・処分費相場の概要

大阪府の建設発生土・残土マッチング|大阪エリアの受入先・処分費相場

大阪府は東京に次ぐ全国第2位の建設発生土発生地域であり、大阪市内の大規模再開発・大阪メトロの延伸工事・夢洲(2025年大阪・関西万博跡地利用)の開発工事・なにわ筋線建設工事など、地下掘削を伴う超大型工事が集中しています。大阪府内は受入地がほぼなく、奈良県・兵庫県北部・滋賀県・和歌山県への搬出が主流です。処分費は東京に次ぐ高水準となっています。

大阪府の建設発生土・残土マッチングの特徴

大阪府は建設発生土の「発生一辺倒」の地域で、受入先は実質的に府外に求めざるを得ません。大阪湾岸の埋立(夢洲・咲洲)は一部公共工事向けに受入が設定されていますが、民間工事の参入余地は限られています。

大阪市内(北区・中央区・西区・浪速区)の再開発工事では、1工事あたり1万〜数万m³規模の発生土が出るケースがあります。地下鉄・鉄道の線路下掘削は特に搬出量が多く、計画的な処分ルート確立が不可欠です。

大阪市外(堺市・東大阪市・枚方市・吹田市)では宅地・工業用地の開発が活発で、発生土の処分需要が高い状況が続いています。

土壌汚染リスクは全国でも高い水準にあります。大阪市内の工場跡地・ガソリンスタンド跡地・クリーニング店跡地の工事では土壌汚染調査が必須です。

大阪府における残土処分費の相場

条件 処分費目安
大阪市内(北区・中央区) 1m³あたり 6,000〜9,000円
大阪市周辺(東大阪・吹田・豊中) 1m³あたり 5,000〜7,500円
堺市・高石市 1m³あたり 4,500〜7,000円
府南部(岸和田・泉佐野) 1m³あたり 3,500〜6,000円
4tダンプ1台あたり(8m³換算) 3.6〜7.2万円
10tダンプ1台あたり(15m³換算) 6.5〜12.0万円

大阪市内は東京に次ぐ高水準の処分費です。府外への搬出距離が長くなるほど搬送費も加算されるため、近距離で条件の合う受入先との早期マッチングが重要です。

大阪府の主な発生土発生工事

大阪市内の大規模再開発工事 梅田・淀屋橋・本町・なんば・天王寺の超高層ビル・商業施設建替えでは、深度30m超の地下掘削が伴います。1案件あたり5,000〜50,000m³規模の発生土が出ます。

なにわ筋線・大阪メトロ延伸工事 なにわ筋線(JR難波〜北梅田間)の建設工事、大阪メトロの四つ橋線・中央線延伸計画関連工事では、大量のシールドトンネル掘削土が発生します。

夢洲(万博跡地)の開発工事 2025年大阪・関西万博終了後の夢洲開発(統合型リゾート・物流施設計画)では、埋立地上での大規模な整地・基礎工事が行われます。軟弱地盤の地盤改良工事による発生土が大量に出る見込みです。

堺市の工業地帯設備更新工事 堺市臨海部の鉄鋼・化学工業施設の設備更新では、基礎打替えによる発生土が定期的に出ます。土壌汚染調査が必須です。

大阪府での残土受入先選定のポイント

府外広域での受入先確保 大阪府内は受入地がほぼないため、奈良・兵庫・滋賀・和歌山への搬出が前提です。搬出距離30〜80kmが標準となり、大型ダンプの往復コストが処分費全体の5〜7割を占めます。

土壌汚染調査の徹底 大阪府内の工場跡地・旧ガソリンスタンド・クリーニング業跡地の工事では土壌汚染リスクが高く、調査なしでは受入先が見つかりません。土壌汚染対策法の特定有害物質に関する調査報告書を必ず取得します。

夜間搬出の許可取得 大阪市内は昼間の大型ダンプ搬出が制限される区間があります。道路使用許可の取得スケジュールを工程計画の早期段階から組み込みます。

大阪府でツチオクを使うメリット

ツチオクは大阪府内の工事現場から奈良・兵庫・滋賀・和歌山の受入先まで広域に検索できます。大規模工事の大量発生土に対応し、複数受入先への分散搬出計画立案を支援します。

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土地利用・循環政策

大阪府は総面積約1,905km²のうち、大阪市・堺市・東大阪市など都市部が密集し、可住地面積に占める宅地割合が全国最高水準に達する。建設発生土(建設残土)の有効利用先となる農地・緑地が限られる一方、臨海部の埋立造成地・夢洲など海面処分場が主要な受け皿となってきた。

建設発生土の規制については、大阪府が2014年12月に「土砂埋立て等の規制に関する条例」を制定し(2015年7月施行)、3,000m²以上の土砂埋立を対象に許可制・土砂発生源の確認・水質検査を義務付けてきた。同条例は2025年4月1日をもって廃止され、国の「宅地造成及び特定盛土等規制法(盛土規制法)」に一本化された。

大阪府(政令指定都市・中核市を除く府域全域)は2024年4月1日から盛土規制法の規制区域指定を開始。泉南郡岬町孝子の一部が「特定盛土等規制区域」、それ以外は「宅地造成等工事規制区域」に指定されており、一定規模以上の盛土・切土・土砂堆積には許可または届出が必要となった。大阪市は2025年4月1日付で市全域を宅地造成等工事規制区域に指定し、運用を開始している。

循環政策面では、大阪府が「大阪府循環型社会推進計画」を策定し、建設副産物の再利用促進を位置付けている。2021年熱海土石流災害を契機に2023年3月から建設発生土の搬出先計画制度が強化され、対象工事規模が土砂500m³以上(従来1,000m³以上)に引き下げられた。都市部では受入地不足が課題として続いている。

出典: 大阪府「土砂埋立て等の規制に関する条例」「盛土規制法」公式ページ/大阪市「盛土規制法施行に伴う大阪市の対応」/国土交通省「建設発生土の搬出先計画制度」「建設副産物実態調査の概要」(2018年度確定値)

建設・土木関連情報

大阪府は2020年代に入り大規模建設プロジェクトが集中し、建設発生土の発生量は高水準で推移している。

2025年4月〜10月に開催された大阪・関西万博では、会場となる夢洲(大阪市此花区)の造成において約90万m³の埋立・盛土(約30ha)が実施された(大阪市港湾局2024年2月公表資料)。万博閉幕後の夢洲北側では大阪IR(統合型リゾート、敷地面積約49.2ha)が2025年4月に着工しており、総投資額約1兆2,700億円・竣工目標2030年の大規模建設事業が進行中である。IR建設では造成・杭工事を伴う大規模な地盤改良工事が予定されており、建設発生土の発生・受入需要の両面が継続すると見込まれる。

うめきた2期(グラングリーン大阪)は大阪駅北側の約24haを再開発する事業で、地下街・駐車場・鉄道延伸工事を含む大深度掘削が行われており、都心部からの建設発生土が継続発生している。

建設投資全体では、国土交通省「建設投資見通し」(2024年度)によると全国建設投資は73兆200億円(前年度比2.7%増)と推計され、このうち政府投資は26兆2,100億円。大阪府は政令指定都市・中核市を複数抱える大都市圏であり、全国水準を上回る投資密度が続いている(府別内訳は非公表)。国土交通省の建設副産物実態調査(2018年度・全国)では、建設発生土の有効利用率は79.8%であり、近畿地方は都市型建設工事の比率が高く受入地確保が全国比で制約されやすい構造にある。

出典: 大阪市港湾局「夢洲 埋立・盛土工程資料」(2024年2月)/大阪市「大阪IR建設工事の着手及び起工式」(2025年)/国土交通省「令和6年度建設投資見通し」「建設副産物実態調査の概要」(2018年度確定値)

交通・搬送アクセス

大阪府は近畿圏の物流・交通の要衝であり、残土・建設発生土の搬出動線として機能する主要幹線が集積している。

広域高速道路網としては、大阪市街地を囲む阪神高速道路(環状線・3号神戸線・13号東大阪線・4号湾岸線等)が府内各建設現場からの搬出を支える基軸となる。近畿自動車道(門真JCT〜松原JCT)は府内南北を縦断し、大阪南部の建設現場から奈良・和歌山方面への土砂搬送動線として機能する。第二京阪道路(門真JCT〜京都市境)は北部の建設発生土を京都府・滋賀県方面へ搬出する際の主要ルートで、高槻・枚方エリアの工事残土も同線を通じて広域移動が可能である。新名神高速道路は府北部と兵庫・三重方面を結び、搬出先の選択肢を拡大している。

臨海部では大阪港(港湾局管理)が重要な役割を担う。夢洲への陸上土砂(建設発生土)の搬入受付は大阪市港湾局の「陸上土砂取扱要領」に基づき実施されており、万博用地(夢洲2区)の埋立・盛土では約90万m³規模の土砂造成が完了している(大阪市港湾局2024年2月公表資料)。堺泉北港(大阪府管理)沖では大阪湾広域臨海環境整備センター(フェニックスセンター)が運営する泉大津沖埋立処分場が、建設発生土を含む広域処分場として機能している。

隣接府県へのアクセスは良好で、兵庫県方面(阪神高速湾岸線・3号)、京都府方面(第二京阪・名神)、奈良県方面(近畿道・西名阪自動車道)、和歌山県方面(近畿道・阪和道)と複数のルートが整備されており、府内で受入先が確保できない場合の広域搬出も選択肢となる。

出典: 大阪市「陸上土砂の取扱要領」「夢洲 埋立・盛土工程資料」(2024年2月)/大阪湾広域臨海環境整備センター/NEXCO西日本(新名神高速道路)

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